首里劇場の短編ドキュメンタリー映画(京都国際映画祭2022特別上映作品)

首里劇場の歴史と現況、そして「首里劇場調査団」の活動をまとめた動画記録が短編ドキュメンタリー映画になりました。

●京都国際映画祭2022特別上映作品
●沖縄、桜坂劇場にて『沖縄NICE映画祭』上映(2023年1月29日)
●横浜シネマ・ジャック&ベティにて『一生売れない心の準備はできてるか』併映(2023年2月11日〜17日)
【概要】
沖縄に現存する中で最も古い映画館『首里劇場』。地上戦の惨禍が未だ残る1950年に開館して以来、姿かたちをほぼ変えること無く72年にわたって営業を続けてきた。当初は映画上映の他に沖縄芸能の公演や近隣学校の行事などで活用されるなど、事あるたびに人々が集う、地域になくてはならないコミュニティ施設だった。だがしかし、時代の変遷と共に成人映画専門館へと鞍替えする。 コロナ禍の2021年5月に名画座として再出発するも、翌2022年4月に三代目館長の金城政則氏が急逝。劇場はあえなく閉館状態となってしまった。現在、有志らによって各分野による専門的な調査と今後の存続が検討されている。本作はそんな『首里劇場』の歴史と現状、そしてこれからを描いた短編ドキュメンタリーである。

【スタッフ・キャスト】
監督:平良竜次 出演:金城政則、仲田幸子、普久原朝充、他 撮影・編集:砂川幸太 製作:首里劇場調査団 2022年 20分
【作品への問合せ】
nextdragon1974@gmail.com