10/7(土) 最後の内覧会開催します(予約不要)

沖縄最古にして最後の木造劇場である首里劇場の解体工事の日程が決まり、私たち首里劇場調査 団も、最後の内覧会を行うことになりました。

『首里劇場 最後の内覧会』

会 場 首里劇場(那覇市首里大中町1-5)
開催日 2023年10月7日(土)
時 間 13:00~18:00

参加費 無料

特に予約などの必要はありません。

主 催 首里劇場調査団

※駐車場は使用できません。公共交通機関か、お近くのコインパーキングなどをご利用ください。

→近隣駐車場の地図

※首里劇場のトイレは使用できませ。
※会場は老朽化が激しいため、マスクなど必要な方はご用意ください。

首里劇場ともついにお別れ…

1950年にスタートし、昨年の4月に三代目館長 金城政則の急逝によって幕を閉じた首里劇場。いよいよ2023年10月16日から解体作業が始まります。

戦前からの劇場の様式を現代に伝える貴重な建築物であり、私たち”首里劇場調査団”は、保存の道も模索しながら、調査および管理続けてきましたが、老朽化も激しく、ついに解体が決定しました。

解体を直前に控え、最後の内覧会を行うことになりました。この日はステージ上に新たに館内で発見された1950年当時の広告看板(地域の店舗広告) や、舞台引幕なども展示いたします。

客席に展示される発見物

首里劇場はタイムカプセルのように開館当時の資料が残されています。これは単に劇場の資料ではなく、1950年代の首里の町並みを想起させる資料であったり、沖繩大衆芸能の記録でもあります。

これらの新たな発見物も、舞台上にて展示させていただきます。

▲舞台裏に掲げられた1950年代の広告看板。裏にも別のデザインが描かれていた!

▲かつて舞台前に下げられた引幕。半世紀ぶりに客席に展示します。