この日は内覧会の予約は特になく劇場の撮影。写真家の石川真生さんが劇場内を撮りまくる1日。
とは言え、真生さんの首里劇場撮影はこれで3度目。
毎年、旧盆の直に開いている『大琉球写真絵巻』の展示会の準備も大変なのに、週一ペースで通ってくれていています。しかも、まずは館内をひと通り見て回る。シャッターを切ることもあるけど、いわゆるロケハンのようにあちこちを見て、亡くなった館長の痕跡や、首里劇場の歴史の中にある人間臭さを嗅ぎ取ろうと、鼻をヒクヒクさせている。
昼ごろには映像作家の砂川敦志、山城千佳子夫妻も顔出してくれて、ちょこっと内覧会もしながら、意見交換などもできました。
(文:真喜屋力)